講師と生徒さん達のふれあい日記
 髪結いの亭主2009.11.8
 今日、久しぶりに映画「髪結いの亭主」を観ました。
 初めてみたのは高校生の時だったと思うのですが、今観ると、味わいが違いますね。

 この映画、最後、女の人が死んじゃうじゃないですか。何も問題なく暮らしていたのに、突然、自殺で。
 それが、ずっと意味がわからなかったのですが、大人になったら、ああ、意味がわかるなあ、と、そんなことを思いました。
 当然ですよね。高校生、大学生じゃまず意味がわからないか。そんなことを、思いました。一生懸命、映画をみて、あれこれ考えていた学生時代を思い出しました。
 それで。あの女の人は、愛が壊れるのがこわかったんですね。二人の愛は、あのお店の中で、あまりに純粋なものだったというか。生活とかじゃなく、あまりに純粋な、結婚、愛情そのものだったというか・・。
 それを、生活のために、続けていくということもできたのですね。でも、女の人は、それが怖かったのだと思います。
 純粋な愛情、至福感というものは、どれほど続くものでしょうか。人生の中で一時、強烈な至福を経験することがあっても、それを持続させるのは、どんな至難でしょうか?
 あの女の人は、生活のため生きていくとかではなく、二人の愛情を、永遠のものにしたくて、死を選んだのですね。
 死ぬことで、愛を永遠のものにし、あの亭主さんとの生活を、永遠の、純粋な愛情だけに満ちたものとして、焼き付けたかったのだと思います。
 今回、そんなことを思いました。

 今、スカパーで、パトリス・ルコント特集をやっていて、楽しみ♪

 ロセッティの素描2009.10.4
 ジェイン・モリスを描いたものです。
 ジェイン・モリスは、やはりロセッティの後輩の、ウィリアム・モリスの奥様で、ロセッティは叶わぬ恋に悩み、ジェインを描いた絵を、大量に残しています。
 美しい話です。

 エドワード・バーン・ジョーンズ2009.10.4
 ラファエル前派の画家で、ロセッティつながりといったところでしょうか?(ロセッティの弟子?弟分みたいな感じ?)
 私が彼の絵を初めて見たのは中学生の時で、その頃は、画家名も知りませんでした。ただきれいな絵だと思い、気に入っていたのです。
 画家名を知ったのは、大人になってからでした。

 彼の描いた絵の中で好きな話が、ピグマリオン神話の話です。
 彫刻家が、自分のつくった女性の像に、恋をしてしまい、「この像が本当に人間だったらいいのに」と思いつづけていたら、本当に、人間に変身してしまうという有名な神話なのですが、ロマンチックで、とても好きな話です。

上は、彼の絵で「廃墟の恋」という絵です。

 教室名の変更について2009.10.4
 教室名を、10月から変更しました。所在地などは、今までどうりです。
 教室名にした、ダンテ・ガブリエル・ロセッティは、有名な画家で、ご存知の方も多いかと思います。
 18世紀イギリスの、ロマン派の画家で、当時のイギリスで美人画の大家でした(日本の歌麿みたいな感じです?)。
 あんまり好きで、彼をモデルにした小説も書いていたのですが、(トップページのリンクよりどうぞ!)出版社は、原稿でしか受け付けていないそうなので、手書きに書き直して、自費出版で出版する予定です。
 教師以外には、こんなことをしています。

 ←彼の絵です。

 ロセッティ2009.5.24
 ロセッティは、「プロセルピナ」という絵を描いた後、自殺未遂をしています。
 彼は、叶わぬ恋に相当悩み、金銭問題などに苦しんで、ノイローゼ気味になり、そういうことをしたようです。
 彼は、その苦しみを、絵に昇華させています。
 彼は、人妻のジェインに、熱烈な恋をしました。そのジェイン・モリスの夫は、ロセッティの親友のウィリアム・モリスでした。
 どうしようもない切ない魂の愛の中でモリスは、妻がロセッティのモデルになることを許可します。
 ロセッティは彼女の肖像画を大量に、きれいに、それはそれはきれいに描いているのです。モリスはそれを黙認していました。
 弱くてやさしい、大人な男性の魅力を感じます。ふつうなら、不倫だとか騒ぐはずです。ロセッティとジェインの関係は、プラトニックで熱烈なものでした・・・。
 あたたかいものを感じます。大人な男性のみに、可能なことですね。
 ロセッティは、金銭問題などに悩んでいました。モデルの衣装代などに、相当使っていたり、売春宿通いなどが激しかったせいもあるでしょう。
 それでも、彼は、自分のお金や体をけずっても、芸術作品を生涯にわたって生みつづけました。
 きれいな音楽的な声の持ち主で、顔もそうとうな美青年で、そうとう才能にあふれた人だったようです。
 女性関係も奔放な人でしたが、恋と女を糧にして、きれいな絵を大量に描き続けました。女性への、見る目と、愛情にあふれた人だったのです。
 素晴らしいひとで、自分のお金や魂をけずっても、女性賛美を生涯にわたって、絵で描き続けました。
 大好きなひとです。

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