15年前の、2003年の6月(日にちは忘れてしまった)、大学3年生だった私は、高校2年の時、映画雑誌のグラビアで見て、一目惚れだった、スタニスラス・メラールさんに、フランス映画祭2003で来日してくださった、メラールさんに横浜に会いに行き、サイン会でサインをもらい、握手してもらいました。

いい匂いの男性で、シャンプー・石けんの香りをぷんぷんさせていて、舞台の上で挨拶するから、シャワー浴びてきたんだろうな、と思いました。

家にある、「ジャン・デルヴィル」という画家の画集に、オスカーワイルドが言っている。「一生のうちに二度理想のものに巡り合う人間はまずいない。たった一度出会う人間だって、そうざらにあるものではない」だから理想的な顔を持つ人間に会えることは運命の恩寵と考えなくてはならないだろう。という文章が書かれているのですが、メラールさん、とにかく私の理想の顔をしているのです。エーゲ海のような青い眼、木苺のような赤い唇、輝くようなブロンドで、ギリシャ神話の音楽の神アポロンそのもの。

メラールさんに一目惚れだった頃は、自分が音楽の仕事、ピアノの仕事につくはめになるとは思っていなかったのですが、メラールさんの顔は、運命の恩寵そのものです。

15年前の横浜でのことは忘れませんね、一生。

ファンとして嬉しい所は、結婚が嫌で独身でいる、と公言しているところです。

私たち、そっくりなファンと俳優で、私、音楽・ピアノと結婚したと思ってるから、生涯独身を貫くことを決意しているピアノ教師です。

そっくり。

2003年の6月のことは一生忘れないでしょう。

メラールさん、握力強いみたいで、握手された時、手が痛かったですよ。

それでも、握手してくださり、ありがとうございました。

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ブログ 2018/06/23